2019年10月8日火曜日

》Androidアプリ:度量衡「台風の風速を時速換算してみた」

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[度量衡アプリを使って、台風の風速を時速換算してみた]


 昨今ご紹介しました「度量衡」アプリ(↑)で、今回は“台風の風速を時速換算する方法をご紹介したいと思います。


<風速について>


 まず、うんちくになりますが、風速はメートル/秒で通常表現されます。
 例えば、「風速30m」は、1秒間に空気が30m移動する強さという事になります。
 そういわれてもピンとこないですね。TVなどでは「これくらいだと〇〇が壊れる」や「トラックが横転する」など色々表現されますね。
 正直、毎回覚えてられないです。。。
 ので、ここでは風速(メートル/秒)を度量衡」アプリを使って“時速”に変えてみたいと思います。その方が、高速道路で走っている車の窓を少し開けた時の風圧などで想像しやすいかと思いましたので(絶対に手とか足とかお尻とか出さないでくださいね)。



<度量衡で“台風の風速”を時速に計算させてみた>


 早速、度量衡アプリを起動し、グループを「速さ・速度」にします。
 一番上にある「m/s」の値部を長押しします。
 今回発生している台風19号の今の最大瞬間風速である「75」m/sを入力します。

 入力したm/sの下、“km/h(時速)”の値を見ると結果が確認できますね。
 時速270km/h。。。新幹線「のぞみ」の運行最高速度に近い数値です!
 高速道路で走る車の約2.5倍。もうわけわからないですが。
 新幹線の流線形なデザイン形状とダウンフォースでこそ耐えられているのでしょうが、これが家や屋根、電柱、車、そういった超強風想定外の形の物ではまず耐えられない風速です。。。

 実際は上陸時点では多少弱まって、先日の千葉県での最大瞬間風速は50ちょいでした。それでも大変な被害が出てしまったので、いかに風速75mが危険なものかは想像つきます。

 今回の題風19号がどれくらいの強さで陸地に強風をもたらすかはまだわかりませんが、度量衡」アプリを使ってざっと計算した結果を列挙しておこうと思います。


<風速と時速の対比一覧(抜粋)>


 風速m/s : 時速km/h
 75m/s : 270km/h
 70m/s : 252km/h
 65m/s : 234km/h
 60m/s : 216km/h
 55m/s : 198km/h
 50m/s : 180km/h
 45m/s : 162km/h
 40m/s : 144km/h
 35m/s : 126km/h
 30m/s : 108km/h

 風速30mでやと車が高速道路を走るくらいの強さですね。
 ちなみにこの「風速30m」では、
 “屋根や雨戸が飛ばされたり弱い家は倒れたり、電柱なども倒れる可能性がある”
 とされています。
 いや、もうこのレベルでも大変なことになりますね。。。

 風速50m(時速180km超)を超えると“木造の家は倒れる”
 風速60m(時速200km超)を超えると“鉄塔が倒れる”
 などが良く表現されています。そしてそれ以上は。。。



<最後に>


 この記事を書いている「2019年10月8日午後現在」では、台風19号の進路が関東を直撃するコース(中心を通った場合)になっています。
 まだ台風15号の千葉の被害も治っていない中、さらに今回の方が強いといわれている台風が本当に関東へ直撃した場合、その被害はとてつもないものになりそう。
 なんとか上陸することなく、太平洋側へ反れたまま通過してもらいたい今日この頃です。

 10月12日~13日に本州の東海から関東辺りに上陸する予報になっていますが、本州の陸に来ないよう、反れる様、電波でも祈りでもなんでも送っておこうと思いました。

 あっちっ!( ・・)/~~~

 皆様も、十分気を付けてください。
 


- PDS PIS 研究室 室長 -

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