2019年11月29日金曜日

》Windows:タスクスケジューラの設定をアスキー(CSV)で確認

タスクスケジューラの設定をCSV形式のASCIIで一括確認


 運用していく中でいくつものタスクスケジューラを駆使して自動的にバックアップやデータ連携、自動変換処理など行うことも多いと思います。
 GUIで表示・確認・比較するにしても設定項目数があまりにも多く、タスクスケジュール数も多くなると管理するだけでも一苦労です。
 そんな時はコマンドプロンプトを使って文字にして出力しておくと縦に設定を確認するのも容易なのでお勧めです。

<出力方法>


 ・コマンドプロンプトを立ち上げる
  例)キー[Windows] [r] にcmd.exeを入力し実行
  ※すべてのタスクスケジューラを出力したい場合はコマンドプロンプトを「管理者モード」で立ち上げる必要があります。例)キー[Windows] + [x] → コマンドプロンプト(管理者)。

 ・適当な場所にcdして出力先に移動しておく
  例)cd C:\temp

 ・コマンド「schtasks」を使ってcsvファイルを出力する
  例)schtasks /query /fo csv /v > tsk.csv

 ・Excelで上記出力ファイルを開く
  ※Excelない場合はメモ帳でも可(見にくいですが)。

 ・必要に応じて内容を確認、前回との比較、変更前との比較等使用可


<基本出力項目>


 "ホスト名",
 "タスク名",
 "次回の実行時刻",
 "状態",
 "ログオン モード",
 "前回の実行時刻",
 "前回の結果",
 "作成者",
 "実行するタスク",
 "開始",
 "コメント",
 "スケジュールされたタスクの状態",
 "アイドル時間",
 "電源管理",
 "ユーザーとして実行",
 "再度スケジュールされない場合はタスクを削除する",
 "タスクを停止するまでの時間",
 "スケジュール",
 "スケジュールの種類",
 "開始時刻",
 "開始日",
 "終了日",
 "日",
 "月",
 "繰り返し: 間隔",
 "繰り返し: 終了時刻",
 "繰り返し: 期間",
 "繰り返し: 実行中の場合は停止"


<Excel表示例>

(なるべく全体が見える様、畳んでます。)



<主な用途>


 ・現在の設定状況の確認、間違い探し
 ・お客様へのエビデンス
 ・変更前の状態残し、バックアップ
 ・他のサーバーへの移植用参考情報
 ・サポート問い合わせ時の情報収集展開
 ・実行状況、結果の記録残し(タスクスケジューラの結果をタスクスケジューラで上記コマンドを実行させ残しておく等)



 完全ではないですが、大まかにはかなり使える抽出方法かと思います。

- PDS PIS 研究室 室長 -

2019年11月26日火曜日

》Windows10:画面中央に出る「A」や「あ」を非表示にする

Windows10のIMEで画面中央に出る邪魔な「A」「あ」を表示化

個人差あるかもしれませんが、私はとても邪魔で、特にその真下で編集している何かがあるとイラっとして即消したくなります。(↓これ)

 なぜ標準デフォルトで出るようにしたのかはわかりませんが、補助機能などでよいのではないでしょうか。。。
 なにはともあれ、この表示機能は「IME」に限定して現れるものなので、他の辞書を使っている人は起きないみたいですね。


<非表示化方法>


 画面右下のタスクバーアイコンにある「A」または「あ」を"右クリック”します。

 出てきたメニューから「プロパティ」を選択。

 IMEのダイアログが出るので、下の方にある「□画面中央に表示する」を"OFF”にします。

 OFFになっていることを確認し、「OK」を押して終了。

 これにて半角/全角を切り替えても画面中央に「A」や「あ」は出なくなります。


<他のWindows10記事>


2019年11月20日》Windows7からの再アップグレード

2019年11月12日》マウスカーソルの色変更

2019年11月11日》画面の部分スクショ

2019年11月7日》Wi-Fiの接続状態表示コマンド

2019年11月5日》シス管向けお勧めショートカット

2019年8月23日》コマンドプロンプトの透過

2019年7月25日》スタートアップフォルダの場所

2019年7月8日》エクスプローラーの不要フォルダ非表示



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2019年11月25日月曜日

》観葉植物:オリヅルランツインズに秋のおすそ分け

オリヅルラン「ツインズ」に秋のおすそ分け


 自宅のもみじがいい感じに紅葉して落葉し始めていました。
 一枚いい色の紅葉紅葉(←こうようモミジ)をオリヅルランのツインズに秋のおすす分けとして添え上げてみました。

 よくよく観察すると、紅葉の葉のフチはファイアパターンみたいになってますね。そしてここまで真紅に赤いとかなり情熱的な感じがします。

 オリヅルランのツインズは急激には成長していません。ゆっくりと少しずつ水耕栽培の様に根付いてきています。とはいえ、急に長い葉が増えてきました。屋内なので寒さでやられることはないとは思いますがこのまま見守ろうと思います。

 今年はあまり「秋感」を長くは感じれていない気もしています。
 が、洋ナシもたくさん出てますし、それなりに秋刀魚も手ごろになってきて、なんとか秋の様子を無理くり堪能している今日この頃です。
 栗ご飯、マツタケのお吸い物、そういうのもいいですね。
 あれ、食べ物ばかりですね・・・( ー -)


- PDS PIS 研究室 室長 -

2019年11月21日木曜日

》家庭菜園:じゃんぼにんにく【一ヵ月】

じゃんぼにんにく、無事に一ヵ月経過


 前回掲載してからは二週間ほどしか経っていませんが、植え付けてからは一ヵ月が経ちました。おおよそ30cm前後まで成長しています。

 少し植え付けが浅かったようにも見えるのと、これから寒くなる事、プランターの高さに余裕がありすぎる事、中の土が赤玉を超えて上がってきてしまっている事、元々赤玉が薄かったかも!?等を加味し、赤玉を追加で被せておもいっきり水をたっぷりと吸わせておきました。
 下の写真はプランターの向きを180度回転させてます。太陽の方を向いて斜めになりつつあったので・・・。

 少し上に伸びるというより横に広がってるような感じがするのが気になりますが、このまましばらく様子見て、来月に追肥する予定です。


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2019年11月20日水曜日

》Windows10:Windows7からの再アップグレード

Windows7からWindows10へのアップグレード(数年ぶりの再実行)


 2020年1月14日でWindows7の延長サポートが終了してしまいますが、まだ1台Windows7のマシンを使っています。
 業務上必要だったのですがその必要が完全になくなった為、Windows10にアップグレードしようと思います。

 先日までクローンバックアップSSD化(容量拡張)換装などを行っていたこのマシンは、以前に一度、無償期間中にWindows10へアップグレード済みの物で、その後すぐにWindows7に戻して今日まで使っていました。
 ライセンス登録のために無償アップグレードしたのもありますが、各種デバイスに問題が起きないかも知っておきたかったので、当時色々試し済みだった次第です。

 ★以下手順は、あくまでも"過去に認証済みのWindows10である事”が前提です。

 ※機種や状況、条件によって差もあり失敗することもあります。必ず復元できる状況を準備してから実施することをお勧めします。また、何が起きても責任も取れませんし相談にものれるかはわかりかねますのでご了承ください。


<実作業>


 なるべく画面ベースで書きたいと思います。

 以下サイトにアクセスし、「MediaCreationTool1909.exe」をダウンロードします。
 https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
 ※2019年11月19日時点でのURLです。ダウンロードした場合のプログラムはWindows10用ビルドバージョン「1909」でした。

 ダウンロードしてきたexeを適当な場所に置き、ダブルクリックして起動します。

 しばらく待ちます。

 ライセンス条項を確認し、「同意する」で次に進みます。

 またしばらく待ちます。

 ここで選択肢になります。今回私は自PCのみで、かつ、デバイスドライバや環境そのものを"そのまま引き継がせる”事を優先したかったので「アップグレード」を選択し「次へ」で進みました。

 しばらく待ちます。
 ここは数十分待たされる場合があります。

 メディア作成待ちです。
 結果的には、C:\の下を日付で並び替えてみると「ESD」というフォルダが出来ているみたいなのでそこに集められているのでしょうか・・・。

 次に更新プログラムのダウンロードが始まったようなのですが、ここでトラブルおきました。
 一度ウインドウが閉じた後、うんともすんとも言わず、継続されてる気配がないです。
 もう一度最初からやり直してみましたが同様の現象。プロセスもそれらしいものは見当たらず。。。


<再挑戦>(翌日回し)


 色々状況を確認し、以下の点を試してみたところ継続実行できました。
  ・ローカルのAdministratorアカウントで入りなおす
  ・C:\ESD\Windows\setupを実行
 ※これが正しいかは定かではありませんが。

 Windows10のインストール画面を「次へ」。
 (下のチェックボックスは任意。デフォルトはOFF。今回:OFF)

 更新プログラムのダウンロードが始まりしばらく待ちます。
 一瞬ウインドウ閉じましたが、再度すぐ立ち上がりました。

 (また?)ライセンス条項が出るので確認し「同意する」で進みます。

 また更新プログラムで待ちます。

 MSEの説明が出るので確認し「確認」ボタンを押します。

 インストールの準備完了となり、「インストール」ボタンで実際に開始されます。

 全画面青くなり気長に待ちます。

 デバイス(インストール中のパソコン)のプライバシー設定の選択画面が出ます。
 デフォルトはすべてON(右寄りボタン)になっています。
 確認し、任意で設定していきます。今回私のPCではすべてOFFにしてみています。


<Windows10起動>


 「こんにちわ」とかでて、いかにもWindows10の開始という感じで起動します。
 ここまでくるとWindows10のサインイン画面まで表示されます。

 まず最初にライセンスが通っているか確認します。
 ※インターネットに接続されていることを前提として書いています。
 キーボードで [Windows] + [Pause] を押し、下の方にある「Windows ライセンス認証」部を確認します。

 「~認証されています。」が出ていればOK。以前に一度Windows10にしておいたのが効いてます。

 ★ここからは順不同です。★


〔デバイスの確認〕


 まずおすすめはデバイスを確認する必要があります。
 キーボードで [Windows] + [x] を押し、スタートメニュー部に出てくるメニューから「デバイスマネージャー」を選択します。
 今回のパソコンでは音源系デバイスで異常があるようです(画像ビックリマーク部)。

 おそらくWindows7用のドライバとWindows10で相性が悪かったと思われ。
 更新を試みます。
 ビックリマークのついている項目を右クリックし「プロパティ」を選択。
 「ドライバー」タブ内の「ドライバーの更新」から「ドライバーソフトウェアの最新情報を自動検索」を押しで検索と更新を実行させてみます。
 見つかればインストールが実施されます。

 成功すれば無事更新されます。

 一覧表示に戻ると、NVIDIAのAudio系というのがわかりますね。
 DVIやHDMIでスピーカー付きモニタと接続したときの音関係でしょうかね(憶測)。

 デバイスはとりあえずは一安心です。


〔WindowsUpdate〕


 次に、Windows Update をしておくことをお勧めします。
 キーボードで [Windows] + [i] を押し、「更新とセキュリティ」から「更新プログラムのチェック」で実行できます。


〔イベントビューアでエラーや警告の確認〕


 環境によってはかなりのエラーが出たりします。
 今回のPCではとある常駐アプリが悪さしていたので思い切って一旦アンインストールしました。後日Windows10用をインストールする予定です。
 サービスで起動しているものや遅延起動、タスクスケジューラ起動、何かの連動起動、手動等、実際に立ち上げた時にエラーになる場合もありますので、しばらくしてから確認することもお勧めします。


〔タスクスケジューラの動作確認〕


 あまり問題が出ることはないかもしれませんが、タスクスケジューラで重要な処理を定期的に行っている場合はその結果も正しく処理されているのかを確認しておくことをお勧めします。


〔ドメインユーザーでのログイン確認〕


 移動プロファイルの関係上、キャッシュだけで起動されてしまうとスタートメニューがほぼ何もなくなったりします。
 一度ユーザーフォルダをバックアップとっておき、移動プロファイルを正しくクライアントPCから削除した後、再度サーバーからのプロファイルを再構築すると綺麗にそろいます(正し個別設定は消えるので再設定が必要です)。


〔各種アプリケーションの起動確認〕


 不要なアプリケーションはアンインストールしておくことをお勧めします。
 また、Windows10用が7用とは別に準備されているアプリの場合はインストールしなおした方が良いと思いますので、インストール済みアプリから重要なものはよく確認しておいた方が良いです。


〔ネットワークドライブ接続とセキュリティ認証の確認〕


 よほどのことがない限り問題ないかとは思いますが、確認しておいた方が良いでしょう。


〔リモートデスクトップの接続確認(必要なら双方)〕


 こちらも問題が起きることは想定しにくいですが、暗号化認証で違いはあるかもしれないので念のため要確認です。


〔エクスプローラの不要なピンやフォルダの除去(非表示/削除)〕


 ・クイックアクセス内すべてピン外し/削除
 ・ドキュメントやピクチャ、ビデオ、ミュージック等の非表示化
  (方法はこちらの記事で紹介しています。
 ・(左ペインの何もないところで右クリックし)「すべてのフォルダーの表示」と「現在のフォルダーまで展開」をチェックONにする


〔各種日常の情報や起動、認証確認〕


 ・メーラーの起動と過去のメールや新規メールの送受信
 ・ブラウザのお気に入りフォルダ、設定、登録済みサイトの認証
 ・スタートメニューへのピン止め
 ・タスクバーのリンクバー再設定
 ・タスクバーの通知領域再設定、不要な常駐アプリの自動起動停止
 ・背景やマウスポインタ、電源の管理その他各種個人設定の見直し
 



 思いのほか大きな問題なく「再Windows10化」はできました。
 落ち着いたら旧データやアップデート時の不要なデータの削除(容量削減)が必要になりそうです。ザッと15GBほどは増加している様なので、チェックポイント含め整理したいと思います。

 来年1月14日に向けてこれから似たようなことを行う方の参考になれば幸いです。


<他のWindows10記事>


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2019年11月18日月曜日

》HDDからSSDにクローンバックアップしたOSへ入れ替えてみた

HDDからSSDにクローンバックアップしたOSへ入れ替えてみた


 前回はUSBでSSDを接続しクローンバックアップしました。

 今回はパソコンのHDDをそのSSDに入れ替え(差し替え)てみました。


<方法>


 方法はいたって簡単で、パソコン内のHDDにぶっ刺さっているSATAと電源ケーブルをHDDからSSDに差し替えるだけ。
 今回はデスクトップPCなので、HDDはバックアップ用に本体内に残しておき、SSDを増設した状態にしつつもSSD単体で普通に起動させてみます。
 一点課題があるとすれば、マウンタ(2.5インチのSSDを3.5インチの場所につけるためのステー)が付属していたため、仮にでもどこかにくっつける必要があったくらいです。
 SSDは軽いので、挟むなり張り付けるなりでもケーブルの取り回しだけちゃんとしておけばとりあえずはOKですが、きちんとさせたいならステー買ってくる必要がありますね。

 電源ONでBIOSでSSDが認識されていることを確認してOS起動し普通に使えます。
 やっぱり早いですね。起動も初期動作も。
 特段エラーなどもなく、至って順調に動きます。

 SSD状態でのベンチマークは以下の通りです。

 SATA(600)なので理論上の上限に近く、1Mシーケンシャルで560も超えていれば良い方かと。
 4Kランダムも読みで40近く、書きで130も超えていれば十分ですね。


<比較>


 Windows7のOSにある「プライマリ ハードディスク:」

  5.9 → 7.9(おそらくWindows7での上限かと)


 CrystalDiskMark

  シーケン(大)読み:約100MBps → 560MBps
  ランダム(小)読み:約0.5MBps → 40MBps


 空き容量も多めに使用することで寿命が短くなりにくいと思われ、なるべく空けながら使っていくのがよさそうですね。
 次はWindows10化を準備したいと思います。
 
- PDS PIS 研究室 室長 -

2019年11月15日金曜日

》内蔵用2.5インチSSDとUSB接続HDDケースでのPCバックアップ

SSDをUSB接続HDDケースに入れてクローンバックアップ


 最終的にはWindows7→Windows10まで行いますが、まずは現行HDDのWindows7マシンをSSD化しようと思います。

 今回バックアップ先用の外部接続状態として準備したのはこれ。

 中身はこうなっています。

 左側がSSDで、右側がケースです。今回はクローンを作るので、HD革命のソフトが使えるケースをあえて選択し、別々で準備しました。
 PCのHDD→SSDへの換装後は、別途USBストレージケースとして使用予定です。


<内容物>


 SSDの方は、SSDと厚さ増し用のフレームだけです(←今回使います)。

 ケースの方は、ケースとUSBケーブル、紙二枚(組み立てとHD革命マニュアル(コード付き))、粘着付きスポンジ(←今回使います)。


<今回のSSD>


 CRUCIAL MX500 1GB を準備しました。
 MLC等ではなくTLCだと思いますが、安いのを探していたので妥協です。
 もう時代も経って大きな問題は起きないと信じ。
 1TBもの容量は要らないのですが、単価コスパがかなり良かったので選択。
 1万ちょいで買えました。


<2.5インチストレージケース(USB3.1まで対応)>


 あまりにもたくさんあって迷うところですが、まずはクローンが作れることを優先し、値段も安く、なるべくシンプルでアクセスランプがついていて、丈夫なUSBケーブルが付属しているものがこれだったので選びました。
 金額は千円ちょい。潰しも利くし組み立ても簡単、思いのほか丈夫でGoodです。
 一点気になったのは、底面が中央部が一番膨らんでいるため、置いたときにそこを軸にくるくる動いてしまう事・・・。薄いゴムで足を付ければ問題なさそうではありますが。


<組み立て>


 といっても簡単すぎて迷うこともないですが。

 ケースにSSDをぶっさします。無理に力入れずにサクッと。

 SSDの厚み増しフレームを上に配置(粘着テープで止めなくても可)。

 ケースに付属のスポンジを一部粘着出して軽くつける。
 このスポンジ、SSDコネクタとはなるべく遠い反対側の方がよさそう。SSDお尻側が中でばたつかないようにするため。

 ケースカバーを、スポンジを軽くつぶしながら爪下にくぐらせてスライドさせていく。

 最後の爪を穴に入れるところが少し硬いです。SSD厚を増すためのフレームが微妙に当たるので。
 無理しすぎない程度に若干押し付けながら爪を差し込みます。

 うまくケースがハマったら、USBケーブルを刺して、物自体は完了です。


<バックアップ準備>

HD革命Copy Drive light の使用権利がついているポータブルケースなので、中のマニュアル通りにサイトにアクセスしダウンロードします。
 この時に、★ケース自体の"シリアル番号(本体に貼ってあるシールに記載)”を入力するように求められますので、メモしておくか、見えるところで接続した方がいいです。

 ダウンロード後、圧縮を解凍し、その中にあるインストーラーを実行しインストールします。
 この時、★インストール用のシリアル番号を求められますので、マニュアルに書いてある番号を入力する必要があります。

 USBに今回のポータブルSSDを刺し(なるべく高速なUSBコネクタに指すことをお勧めします。USB2.0だと時間かかりすぎて泣きたくなります;;)、インストールされたアプリを起動し、選択肢に表示されているかを確認しまます。

 ※(私だけかもしれませんが)次のバックアップ実行したときにどうしても書き込んでくれませんでした。
 試しにフォーマットしようとしたらそれも書き込みエラーとなってしまい・・・。
 「ディスクの管理」で見ると何かハマっている様なので、いったん構造を削除し、あえてNTFSで新規ボリュームとしてフォーマット(論理)しドライブ割り当ててみたら普通にできました。
 その後、再度HD革命で実行したところ何事もなく処理進んだ、という事がありましたので記載しておきます。


<バックアップ実行>


 (HD革命の話になってしまうのでかなり端折って書きます。)

 なるべく高速なUSBコネクタに今回のポータブルSSDを刺します。

 HD革命のアプリを起動。

 元とする既存のシステムディスク(ドライブではなくHDD一本分)を左辺で指定。

 先とする今回のポータブルSSDを右辺に指定。
 ※間違えると大変なことになるのでよく確認。余計なUSB等は外しておく。

 次に進み、ディスク内ドライブの各サイズや位置を編集。
 今回は500GBから1TBへの拡張なので、以下のように変えてみた。

  元: Cドラ100GB Dドラ400弱 他数GB
  ↓
  新: Cドラ200GB Dドラ800弱 他数GB

 ポイントは、Cドライブの後ろをいったんDドライブをずらして空きスペース化する必要があります。以下流れです。
  他を空きまくっている後半の一番右(最後)へ移動。
  Dを上の他の直前(右寄せ)で移動。この時点でCの後ろが空きスペース。
  Cを100GBから200GB(204800MB)へ容量拡張変更。
  DをCの直後(左寄せ)へ移動し、最大値まで容量拡大。
 という流れで作業しました。

 確認後、実行開始します。

 USB3.0接続のコネクタで、C+D+他ドライブの使用量合計120GB程度の状態で約2時間弱くらいかかりました。
 ざっくり1GB/分くらいでしょうか。
 1秒16MB、平均約130Mbpsといったところでしょうか。
 SATA2→USB3.0ランダム&使用中PCでの実測値としてはこんなもんなんでしょうかね。
 あとはいつかSATA側に換装して安定状態でビックデータを使って計測してみたいとは思います。


- PDS PIS 研究室 室長 -

2019年11月13日水曜日

》Windows:マウスカーソルを見つけやすくする

Windowsでマウスカーソルを見つける設定


 前回は、Windows10のバージョン1903での「マウスカーソルの色」を変える方法を紹介しましたが、今回は旧Windows時代からある方法で、意外と知られていないものを紹介したいと思います。すでにご存じの方はつまらない内容です・・・。

 ・マウスのポインターにを付ける
 ・ポインターの軌跡を表示する
 ・★[Ctrl]キーを押したときにポインタの位置を強調する★


<方法>


 [Win]+[i]で「Windowsの設定」を開き「デバイス」を選択ます。


 左ペインの「マウス」を選択し、(ウインドウサイズによって変わりますが)右ペインの右側か下の方にある「その他のマウス オプション」を選択します。


 マウスのプロパティが開くので、「ポインター」タブにして、下の方にある「■ポインターの影を有効にする」のチェックを"ON:☑”にします。

 タブを「ポインターオプション」に切り替えて、「■ポインターの軌跡を表示する」のチェックを"ON:☑”にし、長さを適当にスライドバー動かして調整します。
 また、その下にある「■Ctrlキーを押すとポインターの位置を表示する」のチェックを"ON:☑”にします。



<効果>


 "ポインタに影”を付けたことで立体感が出るため、マウスポインタカーソルを見つけやすくなります。

 "ポインタに軌跡”を付けたことで、マウスをガシャガシャと動かしたときにマウスカーソルを発見しやすくなります。

 [Ctrl]キーを押すとマウスカーソル周辺に円で囲われた模様が表示されるので、「ここにあるよ~」と目立ち発見しやすくなります。何回でも押せます。


 モニタ解像度の細粒化が進み、またマルチウインドウも当たり前になったり、タッチパネルなためカーソルが一時的に消えている等、見つけにくい昨今ですが、ちょっとしたことで探す手間を減らすことが出来るので、前回の色変更含めお勧めです。
 (特にPCが重い時やカーソルが固まっていたりカクカクしている時はトラブル対応としても役に立ちます。)


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2019年11月12日火曜日

》Windows10:マウスカーソルの色変更

Windows10(1903)で「マウスカーソルのサイズとカラーチェンジ」


 いつの間にか、マウスカーソルのが変更出来るようになっていますので紹介します。

 従来、どうしても背景白の上に白いカーソルだと一瞬探してしまうことが多かったと思います。特に高解像度での"マルチウインドウ”化した端末ではグリグリマウス動かして探してしまいます。
 古い時代からマウスの設定でカーソルデザイン変えてみたり、反転色にしてみたり、軌跡を出してみたり、影を付けてみたり、[Ctrl]押し設定で強調したりと妥協対策はしていましたが、そもそもを変えれればそれで済む話という事ですね。


<方法>


 [Win][i]キーを押して「Windowsの設定」をショートカット起動します。
 その中から「デバイス」を選択(↓)。

 左ペインの「マウス」を選択し、右ペインにある「マウスとカーソルのサイズを調整する」を選択します(↓)。

 「ポインタのサイズを変更する」部のスライドバーで大きさを変更できます。
 (※大きくしすぎると正直使いにくいです。カーソルが大きすぎて捕らえにくいです。)
 「ポインタの色を変更する」部で一番右のカラー円のあるアイコンを選択します。

 選択後に現れた「推奨されるポインターの色」から選びます。
 「ユーザー設定のポインター~~~」から、自由にあいまいな色でも可能です。

 私は「金色」(←???)を選んでみました。どう見ても「橙色」ですが。。。

 ダークモードでも映える色ですし、標準の背景白や薄いグレーの上でもかなりカーソルは見やすくなりました。
 もっと早くからあってもよさそうな機能ですが、あとできれば矢印の角度も簡単に変えれるといいんですけどね。あまり需要無いかも知れませんが、左上がポイントになっているというのがタッチスクリーンと微妙に合わないというか、左利きの人にも優しくないというか。
 個人的には[+]でいいんですけどね。なるべく中心で、かつ、中心が見えやすい状態が一番良さそうです。CAD風に。


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2019年11月5日》シス管向けお勧めショートカット

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2019年11月11日月曜日

》Windows10:画面の部分スクショ

Windows10で簡単にスクリーンショットを切り出す


 結論から言えば、Windows10の途中のビルドから追加された機能

 キーボードで
 「Windows」+「Shift」+「s」

 の話です。
 従来の[Snipping Tool]に変わるべくWindows10で登場した機能ですね。

 [Snipping Tool]とは機能や使い勝手が競合する部分が多いため、"慣れ”を除くと[Snipping Tool]の出番はもうあまりないかもしれません。。。
 とはいっても、[Snipping Tool]は安定してウインドウが残ってくれるというのは少し安心感があります。他のツールとの連携も若干差があるみたいなので、用途によって使い分けるのもありですね。



<スクリーンショット系の整理>


 ここで標準搭載されているWindows10上スクショ機能の整理を。


[prt scr]または[Print Screen(以下省略)]キー(単体)


 (キーの文字はまちまちですのでよく確認してください。物によっては[Fn]キーも必要です。大抵キー配列の右上周辺、バックスペースやファンクションキーの右辺りにあります。)

 全画面をプリントスクリーンしてクリップボードに画像で保持します(画像のバッファ)。
 そのままパワポに貼ったりペイントにペーストしたりできます。

 しかし、近年解像度が上がっているモニタサイズではかなり重いですね。
 高解像度を二画面や四画面で使っていたらなおさらすごいことになりそうです。
 1980x1080のモニタでpng形式では400KB前後、bmp形式だと6MB前後でした。
 さすがに切り出したり縮小加工したりしないと使うのは厳しいですね。

 ただ、エラーや状況を瞬時に採って残しておくにはこの方法が良いです。
 タスクバーの情報、日時、画面の重なり等、意外と多くの痕跡が残りますので。
 ★もしトラブルの時は迷わず[prt scr]キーをポチることをお勧めします。


[Alt]+[prt scr]


 現在のアクティブウインドウ(操作しているウインドウ)のみを画像バッファ(クリップボード)します。
 対象のウインドウだけをきっちり採ってくれるので、わざわざ切り出したりする必要がありません。

 重なったダイアログがある場合は、親側のウインドウをアクティブにしておくと重なった画像を撮ることも可能です。
 ※残念ながら[Alt]キーを押す必要があるので、[Win]+[x]等の表示は消えてしまい取ることが出来ません。その場合は全体を撮って切り出すしかないです。

 ★マニュアル作成時のウインドウ画像撮りにはとてもとても有用です。
 

[Snipping Tool]アプリ


 Windows7にもありましたが、デスクトップ上の任意の場所を指定して画像バッファします。
 デフォルトは「矩形」ですがモード選択切り替えで「自由形式」、「ウインドウ」、「全画面」が選べます。

 残したくない場所を除いた必要なところのみを切り出したい時には有用で、古くからお世話になっている慣れ親しんだツールです。

 しかし、Windows10のスタートメニューから行こうとすると結構深いです。
 「スタートメニュー」から、下の方にズズズっと移動してWの「Windowsアクセサリ」の中。
 

 しかも起動すると他を試せという文言が・・・。

 他の機能は以下参照。


[Win]+[Shift]+[s]キー


 上でも触れたとおり、[Snipping Tool]に代わるWindows10用の画面画像切り出し機能です。
 今後[Snipping Tool]が消えてしまうのかはわかりませんが、代替としても十分使えるものですし、画面自体がいったん止まったかのような状態で切り出せるので、結構な画像まで採れます(例えば[Win]+[x]のメニューも)。

 また、そのまま書き足し編集も出来るツールに遷移することも出来るので、それで事足りるのであれば圧倒的にこの方法が一番楽です。

 実行すると、ウインドウやダイアログは一切出ず、少し暗転して画面上の中央部分にアイコンセットが表示されます。

 この暗転した状態はどうやら画面を固めて保持した状態の様。時計の秒数を表示した状態で試してみました。秒は止まったままの暗転デスクトップになってました。
 ので、マウスのオンカーソル強調状態や、特殊なメニューも表示させた状態で固めれば画像切り出しはできます。

 例えばこれ(↓)、エクスプローラー上で[Shift]押しながらファイルを右クリックしたときのポップアップメニューを採取し、機能にある蛍光ペンで[パスのコピー]を塗って画像保存してみたものです。
 従来の方法だとポップアップが消えてしまうのでなかなか採れませんでしたが、新しい方法なら簡単ですね。


 とてもとても楽ですね。
 この「パスのコピー」ではファイルの場所などを別なツールや資料にペーストするのによく使います。

 ちなみに上に出てくるこのボタンは、左から、

 ・四角形の領域切り取り
 ・フリーフォーム領域切り取り
 ・ウインドウの切り取り
 ・全画面表示の領域切り取り
 となっています。

 ウインドウも普通にバッファ出来るので、今後はちゃちゃっとマニュアル作る時や、何かの画像を撮っておきたい時は、
  キーボードで
 「Windows」+「Shift」+「s」
 で適当な領域を簡単に撮っておくと便利です。


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