2019年11月15日金曜日

》内蔵用2.5インチSSDとUSB接続HDDケースでのPCバックアップ

SSDをUSB接続HDDケースに入れてクローンバックアップ


 最終的にはWindows7→Windows10まで行いますが、まずは現行HDDのWindows7マシンをSSD化しようと思います。

 今回バックアップ先用の外部接続状態として準備したのはこれ。

 中身はこうなっています。

 左側がSSDで、右側がケースです。今回はクローンを作るので、HD革命のソフトが使えるケースをあえて選択し、別々で準備しました。
 PCのHDD→SSDへの換装後は、別途USBストレージケースとして使用予定です。


<内容物>


 SSDの方は、SSDと厚さ増し用のフレームだけです(←今回使います)。

 ケースの方は、ケースとUSBケーブル、紙二枚(組み立てとHD革命マニュアル(コード付き))、粘着付きスポンジ(←今回使います)。


<今回のSSD>


 CRUCIAL MX500 1GB を準備しました。
 MLC等ではなくTLCだと思いますが、安いのを探していたので妥協です。
 もう時代も経って大きな問題は起きないと信じ。
 1TBもの容量は要らないのですが、単価コスパがかなり良かったので選択。
 1万ちょいで買えました。


<2.5インチストレージケース(USB3.1まで対応)>


 あまりにもたくさんあって迷うところですが、まずはクローンが作れることを優先し、値段も安く、なるべくシンプルでアクセスランプがついていて、丈夫なUSBケーブルが付属しているものがこれだったので選びました。
 金額は千円ちょい。潰しも利くし組み立ても簡単、思いのほか丈夫でGoodです。
 一点気になったのは、底面が中央部が一番膨らんでいるため、置いたときにそこを軸にくるくる動いてしまう事・・・。薄いゴムで足を付ければ問題なさそうではありますが。


<組み立て>


 といっても簡単すぎて迷うこともないですが。

 ケースにSSDをぶっさします。無理に力入れずにサクッと。

 SSDの厚み増しフレームを上に配置(粘着テープで止めなくても可)。

 ケースに付属のスポンジを一部粘着出して軽くつける。
 このスポンジ、SSDコネクタとはなるべく遠い反対側の方がよさそう。SSDお尻側が中でばたつかないようにするため。

 ケースカバーを、スポンジを軽くつぶしながら爪下にくぐらせてスライドさせていく。

 最後の爪を穴に入れるところが少し硬いです。SSD厚を増すためのフレームが微妙に当たるので。
 無理しすぎない程度に若干押し付けながら爪を差し込みます。

 うまくケースがハマったら、USBケーブルを刺して、物自体は完了です。


<バックアップ準備>

HD革命Copy Drive light の使用権利がついているポータブルケースなので、中のマニュアル通りにサイトにアクセスしダウンロードします。
 この時に、★ケース自体の"シリアル番号(本体に貼ってあるシールに記載)”を入力するように求められますので、メモしておくか、見えるところで接続した方がいいです。

 ダウンロード後、圧縮を解凍し、その中にあるインストーラーを実行しインストールします。
 この時、★インストール用のシリアル番号を求められますので、マニュアルに書いてある番号を入力する必要があります。

 USBに今回のポータブルSSDを刺し(なるべく高速なUSBコネクタに指すことをお勧めします。USB2.0だと時間かかりすぎて泣きたくなります;;)、インストールされたアプリを起動し、選択肢に表示されているかを確認しまます。

 ※(私だけかもしれませんが)次のバックアップ実行したときにどうしても書き込んでくれませんでした。
 試しにフォーマットしようとしたらそれも書き込みエラーとなってしまい・・・。
 「ディスクの管理」で見ると何かハマっている様なので、いったん構造を削除し、あえてNTFSで新規ボリュームとしてフォーマット(論理)しドライブ割り当ててみたら普通にできました。
 その後、再度HD革命で実行したところ何事もなく処理進んだ、という事がありましたので記載しておきます。


<バックアップ実行>


 (HD革命の話になってしまうのでかなり端折って書きます。)

 なるべく高速なUSBコネクタに今回のポータブルSSDを刺します。

 HD革命のアプリを起動。

 元とする既存のシステムディスク(ドライブではなくHDD一本分)を左辺で指定。

 先とする今回のポータブルSSDを右辺に指定。
 ※間違えると大変なことになるのでよく確認。余計なUSB等は外しておく。

 次に進み、ディスク内ドライブの各サイズや位置を編集。
 今回は500GBから1TBへの拡張なので、以下のように変えてみた。

  元: Cドラ100GB Dドラ400弱 他数GB
  ↓
  新: Cドラ200GB Dドラ800弱 他数GB

 ポイントは、Cドライブの後ろをいったんDドライブをずらして空きスペース化する必要があります。以下流れです。
  他を空きまくっている後半の一番右(最後)へ移動。
  Dを上の他の直前(右寄せ)で移動。この時点でCの後ろが空きスペース。
  Cを100GBから200GB(204800MB)へ容量拡張変更。
  DをCの直後(左寄せ)へ移動し、最大値まで容量拡大。
 という流れで作業しました。

 確認後、実行開始します。

 USB3.0接続のコネクタで、C+D+他ドライブの使用量合計120GB程度の状態で約2時間弱くらいかかりました。
 ざっくり1GB/分くらいでしょうか。
 1秒16MB、平均約130Mbpsといったところでしょうか。
 SATA2→USB3.0ランダム&使用中PCでの実測値としてはこんなもんなんでしょうかね。
 あとはいつかSATA側に換装して安定状態でビックデータを使って計測してみたいとは思います。


- PDS PIS 研究室 室長 -

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