Windows10で簡単にスクリーンショットを切り出す
結論から言えば、Windows10の途中のビルドから追加された機能
キーボードで
「Windows」+「Shift」+「s」
の話です。
従来の[Snipping Tool]に変わるべくWindows10で登場した機能ですね。
[Snipping Tool]とは機能や使い勝手が競合する部分が多いため、"慣れ”を除くと[Snipping Tool]の出番はもうあまりないかもしれません。。。
とはいっても、[Snipping Tool]は安定してウインドウが残ってくれるというのは少し安心感があります。他のツールとの連携も若干差があるみたいなので、用途によって使い分けるのもありですね。
<スクリーンショット系の整理>
ここで標準搭載されているWindows10上スクショ機能の整理を。
[prt scr]または[Print Screen(以下省略)]キー(単体)
(キーの文字はまちまちですのでよく確認してください。物によっては[Fn]キーも必要です。大抵キー配列の右上周辺、バックスペースやファンクションキーの右辺りにあります。)
全画面をプリントスクリーンしてクリップボードに画像で保持します(画像のバッファ)。
そのままパワポに貼ったりペイントにペーストしたりできます。
しかし、近年解像度が上がっているモニタサイズではかなり重いですね。
高解像度を二画面や四画面で使っていたらなおさらすごいことになりそうです。
1980x1080のモニタでpng形式では400KB前後、bmp形式だと6MB前後でした。
さすがに切り出したり縮小加工したりしないと使うのは厳しいですね。
ただ、エラーや状況を瞬時に採って残しておくにはこの方法が良いです。
タスクバーの情報、日時、画面の重なり等、意外と多くの痕跡が残りますので。
★もしトラブルの時は迷わず[prt scr]キーをポチることをお勧めします。
[Alt]+[prt scr]
現在のアクティブウインドウ(操作しているウインドウ)のみを画像バッファ(クリップボード)します。
対象のウインドウだけをきっちり採ってくれるので、わざわざ切り出したりする必要がありません。
重なったダイアログがある場合は、親側のウインドウをアクティブにしておくと重なった画像を撮ることも可能です。
※残念ながら[Alt]キーを押す必要があるので、[Win]+[x]等の表示は消えてしまい取ることが出来ません。その場合は全体を撮って切り出すしかないです。
★マニュアル作成時のウインドウ画像撮りにはとてもとても有用です。
[Snipping Tool]アプリ
Windows7にもありましたが、デスクトップ上の任意の場所を指定して画像バッファします。
デフォルトは「矩形」ですがモード選択切り替えで「自由形式」、「ウインドウ」、「全画面」が選べます。
残したくない場所を除いた必要なところのみを切り出したい時には有用で、古くからお世話になっている慣れ親しんだツールです。
しかし、Windows10のスタートメニューから行こうとすると結構深いです。
「スタートメニュー」から、下の方にズズズっと移動してWの「Windowsアクセサリ」の中。
しかも起動すると他を試せという文言が・・・。
他の機能は以下参照。
[Win]+[Shift]+[s]キー
上でも触れたとおり、[Snipping Tool]に代わるWindows10用の画面画像切り出し機能です。
今後[Snipping Tool]が消えてしまうのかはわかりませんが、代替としても十分使えるものですし、画面自体がいったん止まったかのような状態で切り出せるので、結構な画像まで採れます(例えば[Win]+[x]のメニューも)。
また、そのまま書き足し編集も出来るツールに遷移することも出来るので、それで事足りるのであれば圧倒的にこの方法が一番楽です。
実行すると、ウインドウやダイアログは一切出ず、少し暗転して画面上の中央部分にアイコンセットが表示されます。
この暗転した状態はどうやら画面を固めて保持した状態の様。時計の秒数を表示した状態で試してみました。秒は止まったままの暗転デスクトップになってました。
ので、マウスのオンカーソル強調状態や、特殊なメニューも表示させた状態で固めれば画像切り出しはできます。
例えばこれ(↓)、エクスプローラー上で[Shift]押しながらファイルを右クリックしたときのポップアップメニューを採取し、機能にある蛍光ペンで[パスのコピー]を塗って画像保存してみたものです。
従来の方法だとポップアップが消えてしまうのでなかなか採れませんでしたが、新しい方法なら簡単ですね。
とてもとても楽ですね。
この「パスのコピー」ではファイルの場所などを別なツールや資料にペーストするのによく使います。
ちなみに上に出てくるこのボタンは、左から、
・四角形の領域切り取り
・フリーフォーム領域切り取り
・ウインドウの切り取り
・全画面表示の領域切り取り
となっています。
ウインドウも普通にバッファ出来るので、今後はちゃちゃっとマニュアル作る時や、何かの画像を撮っておきたい時は、
キーボードで
「Windows」+「Shift」+「s」
で適当な領域を簡単に撮っておくと便利です。
<他のWindows10記事>
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2019年11月5日》シス管向けお勧めショートカット
2019年8月23日》コマンドプロンプトの透過
2019年7月25日》スタートアップフォルダの場所
2019年7月8日》エクスプローラーの不要フォルダ非表示
- PDS PIS 研究室 室長 -
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