2019年11月7日木曜日

》Windows10コマンド:Wi-Fiの接続状態表示コマンド

Windows10のコマンドでWi-Fiのシグナル強さなどを確認


 職場でノートパソコンを持ち歩いてWi-Fi接続LANで仕事をしたり、公共の無線LANを探してちょっとメールを、等という機会も増えてきたかと思います。
 そんな時に気になるのが無線LANでつながっている時の電波の強さ。
 Windows10のコマンドで数値化した値を確認できるので、以下の方法はお勧めです。


<コマンド>


 コマンドプロンプトにて
 netsh wlan show interface


<結果>


 以下の結果が返ってきます。
 
 システムに 1 インターフェイスがあります:

    名前                   : Wi-Fi
    説明                   : Intel(R) Dual Band Wireless-AC 3168
    GUID                   : ~~~~-~~-~~-~~-~~~~~~
    物理アドレス           : ~:~:~:~:~:~
    状態                   : 接続されました
    SSID                   : ~~~~
    BSSID                  : ~:~:~:~:~:~
    ネットワークの種類     : インフラストラクチャ
    無線の種類             : 802.11ac
    認証                   : WPA2-パーソナル
    暗号                   : CCMP
    接続モード             : 自動接続
    チャネル               : 36
    受信速度 (Mbps)        : 433.3
    送信速度 (Mbps)        : 433.3
    シグナル               : 95%
    プロファイル           : ~~~~

    ホストされたネットワークの状態: 利用不可


 (一部「~」で固有表現を書き換えています。)

<ポイント>


 上の例では、下から2つ目の項目にある「シグナル」が"95%"となっています。だいぶ強いですね。
 接続上の送受信も433.3Mbps(論理値)なので11acの1スストリーム接続ということで問題ないみたいです。

 移動しながらコマンド打って、最適な場所を探すことも出来そうですし、タスクスケジューラで5分毎にバッチで起動→リダイレクトしてログ取るなどして一日の推移を確認することも出来そうです。
 もし無線LANが遅いという場合は、上記コマンドでWindowsPCの無線親子間確認してみることで、その間の問題/障害なのか、それよりも他(先)で異常なのか?の確認はできそうです。


<備考>


 コマンドにパイプ「|」でつなげてfindstrコマンドに"シグナル"という文字を条件にして与えることで、その行だけの情報を確認することも出来ます。

 netsh wlan show interface | findstr "シグナル"

 ↓結果
 
    シグナル               : 95%


 5分毎のログ取得などにどうでしょうか。


<他のWindows10記事>


2019年11月5日》シス管向けお勧めショートカット

2019年8月23日》コマンドプロンプトの透過

2019年7月25日》スタートアップフォルダの場所

2019年7月8日》エクスプローラーの不要フォルダ非表示


- PDS PIS 研究室 室長 -

0 件のコメント:

コメントを投稿