2019年7月12日金曜日

Androidアプリ:ものもの - 2つのメジャーで二点間距離測定

Google Play で手に入れよう


<ものもの - 2つのメジャーで二点間距離測定>

 前回ご初紹介させていただきましたアプリ、ものもの。今回は“2つのメジャーで二点間の距離を測る”使い方をご紹介させていただきます。
 このアプリは Google Play で入手できます。画像を押すとリンクへ移動しますのでインストールしご活用ください。

 2点間の距離測定方法は直感で操作方法も使い方もわかるとは思いますが、あえて丁寧に書きたいと思います。


  1. まず、2点間を測りたい対象物を、ディスプレイ上、またはスマホの横側面を押し当てます(スマホに傷をつけないよう注意してください)。
  2. 次に、赤いバー青いバーを対象物の両側面にスライドさせて、ちょうどいいと思う場所まで移動させます。
  3. 上記バーの間に紫色の数値が記載され、その値が2点間の距離となります。

 と、説明はこれで終わってしまうのですが。。。
 主な用途としては、「大きい数値から小さい数値を引いて残りの値を出す」という場合に使えます。また、端に押し当てて3点間をいっぺんに測りたい場合や、小さい部品の一部の形状を測る際に画面に乗せてなるべく精度良く測りたいボルトやワッシャー等の穴の内径を測りたい、等々、ノギス風に使うことも想定できますし、使い方は自由です。


 今回、私の方でいくつか測ってみましたので、例として画像付きで挙げてみようと思います。値は紫色の数値が2点間の距離です。
 無駄に解像度高いので、拡大表示は2Mバイト超と重いため開く際は通信環境に気を付けてください。


<1円玉>


 よく知られている雑学情報かと思いますが、1円玉の直径は本当に2cmなのか?、逆に、ものものの目盛りは合っているといえるのか?。
 →→→ぴったり合っていますね。(ちょうどすぎて狙った感があるのは気のせいです)
 1円玉の厚み1mmまでは試していませんし、重さ1gが。。。測れたらいいんですけど、さすがに重さは無理です。はい。


<シャツのボタン>


 生地に付いたままのボタンを測ってみました。
 意外と測れるもんですね。10mmタイプのボタンでした(得意分野ではないですが、何種類かだいたい決まったサイズが数パターンあるようです)。
 お気づきかもしれませんが、幅が小さい時はの線に紫の寸法値重なって見えにくくなるので、寸法値も寸法線も外側に出す様にしています(CADをやっていた経験上から必要と思い、開発メンバーにも頑張ってもらいました)。また、ディスプレイの端に埋もれても意味がなくなるため、線の中間の位置に対してディスプレイ中央側に出すにしています。


<ハオルチア オブツーサ 超ミニ の全幅>


 ハオルチア オブツーサの親株が別にあるのですが、そこから脇目がたくさん出たその一つを植え付けた極小ミニサイズのオブツーサです。かれこれ1年近く経ちますが、枯れるわけでもなく、一向に目立った成長があるわけでもなく、ポツンとたたずんでいるオブちゃんです。
 今はまだ一直線に近い形の葉で、2点間の距離を測ってみたところ約2.1cmでした。ちっさいですよねぇ。卓上に置いておくと癒されます。この度は成長の記録としてもという意味で撮ってみましたが、またいつか兄オブ含めご紹介できればと思います。


<引き戸の壁(柱)からの隙間と引き戸自体の幅>


 こういった使い方もできます、という例です。
 引き戸の幅は、ちょうど30mmですね。そして、横の壁からの距離(隙間)は7.8mmあるようです。なので、隙間に見えるケバケバは無視したとして、厚さ40mmくらいの戸に変える事や、数ミリの物を張り付けたりして片側5mmの出っ張りになったとしても、まだ3mm近くはマージンが残る様子です。また、写真に写っているネジの頭のサイズもおおよそわかりますね。似たようなケースで、ネジの長さ、その内の頭の長さを引いた有効ネジ部の長さも簡単に測れますね。
 ※メジャーや物差し、定規などでもわからないことないですが、30mmを一目で確認できるというのが最大のポイントでしょうか。

<日産 R32 GT-R ミニカー の ホイールベース を測る>


 超ニッチ(というか、ただのマニアックなオタク)です!こんな寸法を測ってみようと思う人はまずいないですよね。
 しかしすごい結果が出ました。細かく説明していこうと思います。

 まず、上の写真の通り、R32GT-Rミニカー(←確か何かの景品)のホイールベースは、34.5mmと出ました。また、ミニカーの車体の全長は60mmでした。
 現車の全長は4545mmなので、4545÷60=75.75となり、約1/76スケールという事がわかります。
 そして現車のホイールベースは2615mmなので、2615÷34.5=75.797と、こちらもほぼ同じ約1/76スケールになりました。
 思いのほかリアリティーのあるミニカーでびっくりしましたが、たとえばこんな使い方もできるというご紹介でした。

 用途は何でもよく、ノギスが手元にない時に、とにかく「挟み込んで測りたい」というシーンでは役に立つかと思います。


 いかがでしょうか。興味ありましたら、是非、インストールしてご活用ください。
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- PDS PIS 研究室 室長 -

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